Q&A

Q
家にピアノがないのですが
A

タッチや音の響きの面からいえば、アップライトなどの生ピアノが良いに越したことはないのですが、最近では電子ピアノでもピアノタッチのものが増えているので、 それで代用するのも 構いません。お勧めはヤマハのクラビノーバシリーズ、安価なものではアリウス、 P-シリーズもグレートハンマー鍵盤というピアノに似せたタッチなので良いと思います。 尚、エレクトーンやカシオトーンなどのキーボードは鍵盤が薄く、ふかふかしているのでお勧めしません。

Q
まだ習うには子供が小さいのですが音感は付けさせたい
A

ご家庭で常に音楽を流しましょう。小さいうちは、勉強というよりも生活で身につけることの方が遥かに多いので、 是非お家で童謡のCDやテレビを流して一緒に歌ったりさせて下さい。お母さんも 一緒に生活の中で替え唄など歌ったりすると楽しんで音感が付くと思います。 楽器のおもちゃのなかには音がずれているものも多いので、なるべく音程の正しいものをお勧めします。 カシオのミニキーボードもお勧めです。 そしてピアノを始める際にはちゃんとした88鍵のピアノ(あるいは電子ピアノ)を買ってあげて下さい。

Q
練習の時間はどれくらい?
A

もちろん何時間も練習すればするほど早く上達しますが、普通は毎日30分~1時間すれば着実にうまくなります。教室でのレッスンはあくまで「お家で練習をして、それを先生がチェックして ○をもらえたら次の曲を教えてもらいつつ予習をする、それをまた家に持ち帰って練習」というサイクルなので、教室のみでピアノを触るようでは遅々として進みません。 なぜならピアノというのは頭で理解した上に、更に手を動かさないといけないので、運動と同じで日が開くと身体が忘れてしまうのです。だから3歩進んで2歩下がる、という感じで練習して手に覚え込ませていくしかありません。 毎日が無理な場合は、最低でも週3日は練習しましょう。

Q
習い始めてからどれくらい続けたらいいですか?
A

楽器というものは自分の思い通りに奏でられるようになるまでなかなか時間がかかるものですが、まず5年は続けましょう。だいたい幼稚園や小学校で始められたとして、 そのままピアノを弾くのが好きなら、是非高校卒業くらいまでは続けさせてあげて下さい。そのころにはショパンの別れの曲やベートーベンのソナタなど難しい曲も スラスラと弾けるようになるでしょう。「趣味」から「特技」にするには長い時間かかりますが、その分自信も芯の強さもついて、社会に出ても自分にじっくり向き合える強い大人になれると思います。 受験やクラブなど忙しい時期もありますが、その際には宿題の量を調節したりしつつ緩急つけて細く長く続けていけるよう、応援していきたいと思っています。

Q
大人になって始めても指が動きますか?
A

小さいころから動かしていないと、どうしても指が開かなかったり動きづらかったりしますが、個人個人に合わせて、ハノンなどの練習プログラムを組んでなるべく早く指が動くようにしていきます。 大人の初心者の方で始めて2~3年でショパンの曲にチャレンジされている方もいらっしゃいますので、練習次第で弾けるようになります。

Q
子供に親が付いて来ても構わないですか?
A

お子様が小さい時は、なるべくお母さんも付いて来てレッスンの内容を見て、お家でも練習をみてあげて下さい。小学校3、4年生くらいにかけて、徐々にひとりで目標を立てて 練習していけるようにしましょう。